1からわかるロコモ骨粗鬆症編

1からわかるロコモ

その6 骨粗鬆症は治療できるの?

お薬で治療できます

骨粗鬆症のお薬を継続することで、骨折をするリスクが低くなります。しかし、症状がよくなっても病気が治るわけではありません。自己判断で治療を中止せず、継続することがとても重要です。

骨粗鬆症の治療薬

  • 活性型ビタミンD3製剤:腸管からのカルシウム吸収を促進し、骨にカルシウムを供給する。
  • ビスホスホネート製剤:骨を破壊する働き(骨吸収)を抑制することで、骨の量を増やす。
  • 抗RANKL抗体:骨吸収を抑制することで骨の量を増やす。
  • SERM製剤:女性ホルモンと似た働きをし、骨吸収を抑制することで骨の量を増やす。
  • PTH製剤:骨の形成を促進することで骨の量を増やす。
  • カルシトニン製剤:鎮痛効果のある注射薬で、背中や腰の圧迫骨折による痛みを和らげる。

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  • その5