1からわかるロコモ骨粗鬆症編

1からわかるロコモ

その5 骨量はどんな検査でわかるの?

X線や超音波を当てる検査で測定できます

骨に含まれるカルシウムの量(骨量)は、整形外科やレントゲン撮影装置のある医療機関などで、X線や超音波を当てて簡単に測ることができます。骨量が低いと骨がもろくなっている可能性があります。検査の結果、成人の骨量平均値(YAM(ヤム))に対して70%以下の場合に、骨粗鬆症と診断されます。

DXA法
2種類の微量のX線を当て骨量を測定。最も一般的な検査方法。骨折しやすい背骨や太もものつけ根の骨量を正確に測定できる。 
MD法
微量のX線を手の骨とアルミ板に当て、レントゲン濃度を比べて骨量を計測。レントゲン撮影装置のある医療機関で受けられる。
超音波法(QUS法)
かかとの骨に超音波を当て骨量を測定。一般的に人間ドックなどで用いられることが多いが、診断には用いられない。

ページの先頭へ

  • その6 骨粗鬆症は治療できるの?
  • その4