


ロコモティブシンドローム(運動器症候群、通称ロコモ)とは、骨や関節、筋肉など運動器の衰えが原因で、歩行や立ち座りなどの日常生活に障害を来している状態のことをいい、進行すると要介護や寝たきりになるリスクが高くなります。ロコモの原因となる主な運動器疾患は、「骨粗鬆症」、「変形性膝関節症」、「脊柱管狭窄症」の3つです。中でも骨粗鬆症になると、転倒によって骨折を起こし、寝たきりになる可能性が高まります。寝たきりにならないためにも、骨粗鬆症を予防・治療して骨折を防止することが重要です。


要支援・要介護の原因を見ると、現在、ロコモ(運動器障害)が第1位となっています。