1からわかるロコモ骨粗鬆症編

1からわかるロコモ

その3 骨粗鬆症はロコモと関係あるの?

ロコモの三大原因疾患:骨粗鬆症(骨量が低下して骨がもろくなる。転倒などによる骨折から、寝たきりを招きやすくなる。)、変形性膝関節症(膝関節軟骨のすり減りなどが原因で、膝に慢性的な痛みが起こる。)、脊柱管狭窄症(脊柱管の変化により中を通る神経が圧迫され、足腰にしびれや痛みが起こる。)

骨粗鬆症はロコモの三大原因疾患の1つです

ロコモティブシンドローム(運動器症候群、通称ロコモ)とは、骨や関節、筋肉など運動器の衰えが原因で、歩行や立ち座りなどの日常生活に障害を来している状態のことをいい、進行すると要介護や寝たきりになるリスクが高くなります。ロコモの原因となる主な運動器疾患は、「骨粗鬆症」、「変形性膝関節症」、「脊柱管狭窄症」の3つです。中でも骨粗鬆症になると、転倒によって骨折を起こし、寝たきりになる可能性が高まります。寝たきりにならないためにも、骨粗鬆症を予防・治療して骨折を防止することが重要です。

要支援・要介護になった要因:第1位 運動器障害24.6%、認知症18.0%、脳血管疾患(脳卒中)16.6%、高齢による衰弱13.3%、その他27.5%

厚生労働省「平成28年国民生活基礎調査」(熊本県を除く)より

要支援・要介護の原因を見ると、現在、ロコモ(運動器障害)が第1位となっています。

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  • その4 骨を強くするには?
  • その2