1からわかるロコモ膝痛・腰痛編

1からわかるロコモ

2ステップテスト

2歩分の歩幅を測定することで、下肢の筋力・バランス能力・柔軟性を含めた歩行能力を総合的に判定します。

注意
  • 介助者のもとで行いましょう
  • 滑りにくい床で行いましょう
  • 準備運動をしてから行いましょう
  • バランスを崩さない範囲で行いましょう
  • ジャンプしてはいけません

2(ツー)ステップテストの方法

できるだけ大股で歩きます 最大2歩幅(2ステップの長さ)

  • 1
    スタートラインを決め、両足のつま先を合わせる。
  • 2
    できる限り大股で2歩歩き、両足を揃える(バランスを崩した場合は失敗とする)。
  • 3
    2歩分の歩幅(最初に立ったラインから、着地点のつま先まで)を測る。
  • 4
    2回行い、よかったほうの記録を採用し、以下の方法で「2ステップ値」を算出する。
算出方法
2歩幅(cm)÷身長(cm)=2ステップ値

参考:村永信吾,他:昭和医学会雑誌,2003;63(3):301-308.

ロコモ度判定

あなたの2歩幅と身長を入力しましょう。2ステップ値がわかります。

2歩幅 ÷ cm 身長 = cm 2ステップ値

あなたの2ステップ値は?

  • 1.3以上
  • 1.1以上1.3未満
  • 0.9以上1.1未満
  • 0.9未満
ロコモセーフ:移動機能の低下に問題なし

ロコモ度テストは全部で3つあります。他のテストの結果から「ロコモ度1」「ロコモ度2」「ロコモ度3」と判定される可能性もあります。他のテストもやってみましょう。

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ロコモ度1:移動機能の低下が始まっている状態

筋力やバランス力が落ちてきているので、ロコトレ(ロコモーショントレーニング)を始めとする運動を習慣づける必要があります。また、十分なタンパク質とカルシウムを含んだバランスのとれた食事を摂るようにしましょう。

ロコモ度テストは全部で3つあります。他のテストの結果から「ロコモ度2」「ロコモ度3」と判定される可能性もあります。他のテストもやってみましょう。

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ロコモ度2:移動機能の低下が進行している状態

自立した生活ができなくなるリスクが高くなっています。特に痛みを伴う場合は、何らかの運動器疾患が発症している可能性もありますので、整形外科専門医の受診をおすすめします。

ロコモ度テストは全部で3つあります。他のテストの結果から「ロコモ度3」と判定される可能性もあります。他のテストもやってみましょう。

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ロコモ度3:移動機能の低下が進行、社会参加に支障きたしている状態

自立した生活ができなくなるリスクが非常に高まっています。何らかの運動器疾患の治療が必要になっている可能性がありますので、整形外科専門医による診療をおすすめします。

ロコモ度テストは全部で3つあります。他のテストもやってみましょう。

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ロコモ度テスト一覧PDF

ロコモ度テスト3項目がPDFファイルで確認できます。

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