研究開発(医薬事業)

時代とともに変化する暮らしと健康のニーズに応える研究・製品開発を推進しています。

次なる成⻑に向けた、戦略的開発を展開

世界的に激化している新薬開発。今後、オリジナリティーの高い新薬の開発と継続的な発売なしにメーカーとして生き残ることはますます難しくなると考えられます。新薬開発における基本戦略は「感染症」「整形外科疾患」「精神疾患」「代謝性疾患」を重点領域とし独自性のある新薬を開発すること。その実現のために、国内の研究開発基盤を整備し、世界市場を目指した新薬開発力を着々と強化させています。

2014年5月に発売した自社創製の新規2型糖尿病治療薬「ルセフィ」に続く新薬として、消炎鎮痛貼付剤「ロコア」が2016年1月に発売されました。また中外製薬と共同開発を進めていたビスホスホネート系骨粗鬆症治療剤「ボンビバ」の経口製剤が2016年4月より発売されています。

新薬創製の競争が激しくなる中で、重点領域を中心に多くの新薬を継続して創出するため、社外の研究機関や国内外の企業と共同して研究開発を行うと同時に、候補物質の導入にも注力し、パイプライン(開発品のラインアップ)の充実に努めています。

新薬開発の重点領域の図
ハイスループットスクリーニング⼯程⾃動化の写真
⽬的の活性を数⼗万の化合物の中から探索する技術:ハイスループットスクリーニング⼯程の⾃動化。
品質評価・分析シーンの写真
標的となる酵素や受容体の活性を数値化する測定装置で、その数値を利⽤して有望な化合物を絞り込みます。
透過型電⼦顕微鏡による観察シーンの写真
厚さ60nm(ナノミクロン)に薄切した⽣体試料を透過型電⼦顕微鏡にて観察。光学顕微鏡ではみることのできない微細な対象を観察できます。

開発品の状況と段階(2020年8月5日現在)

国内

フェーズ3
開発コード 剤形 予定適応症 開発形態
TS-152* 注射 関節リウマチ 自社
フェーズ2
開発コード 剤形 予定適応症 開発形態
TS-142 経口 不眠症 自社

海外

フェーズ2
開発コード 剤形 予定適応症 開発形態
TS-121 経口 うつ病 自社
フェーズ1
開発コード 剤形 予定適応症 開発形態
TS-134 経口 統合失調症 自社
TS-161 経口 うつ病 自社
TS-142 経口 不眠症 自社

*TS-152:一般名:Ozoralizumab