Production Activities生産活動

安⼼・安全・⾼品質を実現する⽣産体制

生活者の方々に安心して薬をお使いいただくために、安心・安全・高品質を実現する生産体制を構築しています。

大正製薬では、国によって定められた基準よりさらに厳しい基準を定めた厳格な品質管理のもと、衛生的な環境下での製造により、生活者の方々の期待に応える安心・安全品質な医薬品を製造しています。また大気汚染や水質汚濁防止など、環境汚染の防止にも独自の管理基準を設け、社会環境に配慮した生産活動に取り組んでいます。

海外には9つの自社工場があり、各国で展開されている製品を製造しています。国内外が連携し、生産管理のノウハウを各国で共有することで、生産基盤の底上げをはかり、厳格な品質管理のもと高品質な製品をスピーディかつ柔軟に対応できる生産体制を構築しています。

あの製品ができるまで

工場では、リポビタンD、パブロンなど様々な製品を製造しています。
ここでは、製品がどのようにつくり出されているのか紹介します。

リポビタンDが
できるまで

リポビタンDは1962年に発売したドリンク剤のパイオニア。
1本中にタウリン1000mgとビタミンB群などを配合し、
疲労の回復・予防などに優れた効果を発揮します。

  • 高純度の水を用意します。

    リポビタンは水にこだわっています。 
    6種類のろ過装置を使って、高純度のきれいな水「精製水」を作ります。

  • 瓶を洗浄・検査します

    瓶に傷やヒビが入っていないか確認し、
    高温の精製水で洗浄します。

  • 調整タンクの中で各種主成分と原料を水に溶かします

    溶かしたあとは、ろ過や加熱殺菌をします。

  • 瓶に充填します

    いつも同じ量が充填できるように、重さを量りながら充填しています。

  • 試験をします

    何十項目にもわたる厳格な試験を行います。

  • 包装します

    瓶へのラベル貼りや箱入れ・梱包を行い、使用期限や製造番号を捺印します。

  • 完成!

パブロンが
できるまで

パブロンは「効いたよね、早めのパブロン」のキャッチコピーでおなじみの、大正製薬のかぜ薬シリーズのブランドです。
1927年にせき止め薬として誕生し、現在ではさまざまなタイプの商品が販売されています。

  • 原料を混ぜます

    混合機で薬の原料を混ぜ、造粒機で均一の粒子をつくります。

  • 錠剤の形をつくります

    粒子に約1トンの圧力をかけて錠剤の形をつくり、その後、問題がないか確認します。

    廃熱を利用することで、エネルギー効率を高めて製造することができます。
  • 瓶に錠剤を
    入れます

    洗浄・検査した瓶に
    錠剤を入れていきます。

  • 包装します

    緩衝材の封入、インナーシールの貼付、キャップ締め、瓶へのラベリング、包装までを行います。

    すべてオートメーションで行います!
  • 完成!