1からわかるロコモ 基礎知識編基礎知識編

1からわかるロコモ

ロコモと健康寿命って関係があるの?

LOCOMO

ロコモは健康寿命を短くする原因の1つです

ロコモティブシンドローム(運動器症候群、通称ロコモ)とは、骨や関節、筋肉など運動器の衰えが原因で、歩行や立ち座りなどの日常生活に障害を来たしている状態のことをいい、進行すると要介護や寝たきりになるリスクが高くなります。平均寿命は延びましたが、私たちの運動器は、元々それほど長持ちするようにはできていないようです。いつまでも自立した生活を送るためには、定期的に運動器のメンテナンスを行いながら、大切に使い続ける必要があります。


要支援・要介護になった要因:第1位 運動器障害24.6%、認知症18.0%、脳血管疾患(脳卒中)16.6%、高齢による衰弱13.3%、その他27.5%

厚生労働省「平成28年国民生活基礎調査」(熊本県を除く)より


ロコモティブシンドロームの概念:骨・関節・筋力の衰え [骨]骨粗鬆症・骨折[関節軟骨/椎間板]変形性関節症・変形性脊椎症・脊柱管狭窄症[筋肉/神経系]神経障害・サルコペニア(加齢に伴う筋量・筋力の低下のこと。 加齢性筋肉減少症ともいいます。)・脊柱管狭窄症→痛み、バランス能力の低下、可動域の制限 体を動かさなくなることから、さらにこれらが悪化する。→移動能力の低下 歩行、立ち上がり、バランス保持が困難になる。つえなどの支えなしでは、歩くことが難しくなるので、歩く量が減る。→寝たきり 立ち上がりや歩行が1人ではできなくなる。日常生活で介護が必要に。


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