2021年12月15日

いつまでも若々しくいたい気持ちに応える、MITOLマイトル研究の挑戦
~これまでの研究成果と今後の展望~

大正製薬株式会社[本社:東京都豊島区 社長:上原 茂](以下、当社)は、柳茂教授(学習院大学理学部)と共同で、ミトコンドリアユビキチンリガーゼ*(略称:MITOL、別名:MARCH5)が髪や肌における若返りにおいて重要な働きを有することを解明してきました(図1)。この度、これまでの研究成果のまとめとなるものを2021年12月9日~10日に開催された第20回日本ミトコンドリア学会学術集会年会(ハイブリッド開催)にて発表致しました。

*ミトコンドリアユビキチンリガーゼ(MITOL)…ミトコンドリアの形態制御や品質管理などに関わる分子

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図1.MITOL量の減少に伴う老化メカニズムイメージ

 

本学会の発表は、これまで2020年の国際化粧品技術者連盟学術大会や2021年の日本美容皮膚科学会総会・学術大会、日本抗加齢医学会総会などで当社が明らかにしてきた、毛包や皮膚において、エイジングに伴いMITOLが減少すること、さらには、MITOLの減少を防ぐことで、髪においては「白髪」や「薄毛」の予防、肌においては「ハリ」や「透明感」の維持が期待できることなどの内容をまとめたものです。

本知見の活用及び今後の展望

当社はMITOLを細胞の若返りの鍵と考え、いつまでも若々しく、健康で美しくあり続けたいと願う生活者の方々に貢献できるよう、MITOL研究を継続して参ります。これまでの毛包や皮膚のMITOL研究に加え、身体の内側にも着目したMITOL研究をおこなうことで、幅広いエイジングケア商品の開発に成果を活用してまいります。

参考:これまでのMITOL研究リリース

髪への影響

  • 発 表 日:
    2021年7月15日
  • タイトル:
    世界初、毛髪アンチエイジングに作用する新たな成分の組み合わせをネイチャーラボ社との協業で発見 -「MITOL活性化成分:ボタンピエキス」×「ネイチャーラボ社:ブラックリバースペプチド1」-
  • URL:
    https://www.taisho.co.jp/company/news/2021/20210715000804.html

 

肌への影響