大正製薬では、廃棄物処理法をはじめとする法規制をもれなく把握して守っていくための仕組みを社内に構築しています。
あわせて、少しでも廃棄物の量を減らすため、リサイクルなどに取り組んでいます。
大正製薬では、廃棄物処理法をはじめとする法規制をもれなく把握して守っていくための仕組みを社内に構築しています。
あわせて、少しでも廃棄物の量を減らすため、リサイクルなどに取り組んでいます。
『産業廃棄物等管理規程』に基づく、廃棄物対応状況点検、各事業所における廃棄物管理自己点検を継続し、廃棄物処理業務の適正化を図る
『産業廃棄物等管理規程』に基づく、廃棄物対応状況点検、各事業所における廃棄物管理自己点検を継続し、廃棄物処理業務の適正化を図る
大正製薬では、廃棄物の管理にあたり、全体の責任者にあたる廃棄物統括管理責任者と、事業所ごとの廃棄物管理責任者、担当者を定めています。これらの人々が適宜、コミュニケーションしながら管理にあたることで、12の事業所すべてで同様に管理のルールを守れるようにしています。この基本になるのが「産業廃棄物等管理規程」です。これは、関連する法規制などをもとに定めた、大枠での廃棄物の管理ルールにあたります。これをもとに、事業所それぞれが細かなルールを定めています。
大正製薬では、廃棄物の管理にあたり、全体の責任者にあたる廃棄物統括管理責任者と、事業所ごとの廃棄物管理責任者、担当者を定めています。これらの人々が適宜、コミュニケーションしながら管理にあたることで、12の事業所すべてで同様に管理のルールを守れるようにしています。この基本になるのが「産業廃棄物等管理規程」です。これは、関連する法規制などをもとに定めた、大枠での廃棄物の管理ルールにあたります。これをもとに、事業所それぞれが細かなルールを定めています。
廃棄物の管理の仕組み
廃棄物の管理の仕組み
事業のなかで生じる廃棄物を削減することはもちろん、分別のうえで再利用・リサイクルするようにしています(3R※1)。特に生産本部は、大正製薬の廃棄物の70%を排出している拠点です。このため環境マネジメントシステム※2のもと、目標を定めて取り組んでいます。また、近年はプラスチックごみによる海などの汚染が世界的に問題となっています。当社では製品の包装などに使うプラスチック量を削減するほか、社外の業者を通じてリサイクルを進めています。
事業のなかで生じる廃棄物を削減することはもちろん、分別のうえで再利用・リサイクルするようにしています(3R※1)。特に生産本部は、大正製薬の廃棄物の70%を排出している拠点です。このため環境マネジメントシステム※2のもと、目標を定めて取り組んでいます。また、近年はプラスチックごみによる海などの汚染が世界的に問題となっています。当社では製品の包装などに使うプラスチック量を削減するほか、社外の業者を通じてリサイクルを進めています。
製品を包む紙箱やプラスチックの容器などはお客さまのもとでごみとなり、これらを輸送、処理することでも環境に負荷がかかります。そこで、この負荷を減らせるような容器・包装を検討しています。
製品を包む紙箱やプラスチックの容器などはお客さまのもとでごみとなり、これらを輸送、処理することでも環境に負荷がかかります。そこで、この負荷を減らせるような容器・包装を検討しています。
製品を包装する容器などを見直すことで、環境への負荷の低減に取り組んでいます。
たとえば、近年では「大正胃腸薬K」に添付文書として納付されていた用紙をなくし、箱容器そのものに印刷するようにしています。これによりごみを減らせたことはもちろん、「なくしてしまいがちだった添付文書の内容をいつでも確認できるようになった」といったご意見もいただくようになりました。
このほかにも、輸送に用いる外箱の印刷を簡易なものとする、容器のサイズを変更することで輸送に伴うエネルギー使用量やCO2排出量を減らすなど、さまざまな工夫を凝らしています。
製品を包装する容器などを見直すことで、環境への負荷の低減に取り組んでいます。
たとえば、近年では「大正胃腸薬K」に添付文書として納付されていた用紙をなくし、箱容器そのものに印刷するようにしています。これによりごみを減らせたことはもちろん、「なくしてしまいがちだった添付文書の内容をいつでも確認できるようになった」といったご意見もいただくようになりました。
このほかにも、輸送に用いる外箱の印刷を簡易なものとする、容器のサイズを変更することで輸送に伴うエネルギー使用量やCO2排出量を減らすなど、さまざまな工夫を凝らしています。
お客さまの手元にある容器・包装をリサイクルするためには、これらを回収する仕組みが必要です。大正製薬だけでは実現が難しいことから、外部の団体である(公財)日本容器包装リサイクル協会に再商品化を委託することで、事業者としての義務を果たしています。同団体が、リサイクル業者などと協力し、ガラスびんや紙・プラスチック包装を回収、リサイクルしています。
お客さまの手元にある容器・包装をリサイクルするためには、これらを回収する仕組みが必要です。大正製薬だけでは実現が難しいことから、外部の団体である(公財)日本容器包装リサイクル協会に再商品化を委託することで、事業者としての義務を果たしています。同団体が、リサイクル業者などと協力し、ガラスびんや紙・プラスチック包装を回収、リサイクルしています。
主力商品の一つであるドリンク剤「リポビタン」シリーズでも、環境への負荷を低減するためにさまざまな工夫を凝らしています。
リポビタンDに使用されている茶色のびんは、以前は113gだったものを現在では10g軽量化しています。これにより資源を節約できるようになったほか、輸送に必要なエネルギーも減少しています。お客さまの手元でもごみを減らせるなど、びんの製造、輸送、廃棄のそれぞれの段階で環境への負荷を低減できました。
また、10本箱に入っていた段ボール製の中仕切りを廃止することで、使用する紙の量を削減しています。廃棄されるラベルやアルミキャップは、それぞれトイレットペーパーやアルミ地金へとリサイクルしています。
主力商品の一つであるドリンク剤「リポビタン」シリーズでも、環境への負荷を低減するためにさまざまな工夫を凝らしています。
リポビタンDに使用されている茶色のびんは、以前は113gだったものを現在では10g軽量化しています。これにより資源を節約できるようになったほか、輸送に必要なエネルギーも減少しています。お客さまの手元でもごみを減らせるなど、びんの製造、輸送、廃棄のそれぞれの段階で環境への負荷を低減できました。
また、10本箱に入っていた段ボール製の中仕切りを廃止することで、使用する紙の量を削減しています。廃棄されるラベルやアルミキャップは、それぞれトイレットペーパーやアルミ地金へとリサイクルしています。
素材別の委託金額は、公益財団法人 日本容器包装リサイクル協会の公式Webサイトで公表されています。
素材別の委託金額は、公益財団法人 日本容器包装リサイクル協会の公式Webサイトで公表されています。
医薬品をつくるためには水資源が欠かせません。干ばつや過剰な使用による水不足、水質汚染などの事態は、ビジネスにも大きな影響を与えます。私たちは、製造拠点ごとにどのような水リスクがあるか、外部の団体によるツール※3で確認しています。
また、使用した水をリサイクルするなど節水に努めるほか、排水の水質も厳しく管理し、貴重な水が枯れたり汚染されることがないよう配慮して事業を営んでいます。
医薬品をつくるためには水資源が欠かせません。干ばつや過剰な使用による水不足、水質汚染などの事態は、ビジネスにも大きな影響を与えます。私たちは、製造拠点ごとにどのような水リスクがあるか、外部の団体によるツール※3で確認しています。
また、使用した水をリサイクルするなど節水に努めるほか、排水の水質も厳しく管理し、貴重な水が枯れたり汚染されることがないよう配慮して事業を営んでいます。
関連するデータはサステナビリティデータに掲載しています。
関連するデータはサステナビリティデータに掲載しています。
注記と補足
※1 3R:リデュース(Reduce:発生抑制)、リユース(Reuse:再使用)、リサイクル(Recycle:再生利用)のことをさします。
※2 環境マネジメントシステム:企業などが環境への取り組みを進めるためのしくみや体制。どのようなルールで、どのような組織や人が関わって、どういった目標で取り組むのかなどを定めたものです。
※3 大正製薬では、水リスクを確かめるために、世界資源研究所(WRI)の「Aqueduct Water Risk Atlas」や、環境省の「全国地盤環境情報ディレクトリ」を使用しています。
注記と補足
※1 3R:リデュース(Reduce:発生抑制)、リユース(Reuse:再使用)、リサイクル(Recycle:再生利用)のことをさします。
※2 環境マネジメントシステム:企業などが環境への取り組みを進めるためのしくみや体制。どのようなルールで、どのような組織や人が関わって、どういった目標で取り組むのかなどを定めたものです。
※3 大正製薬では、水リスクを確かめるために、世界資源研究所(WRI)の「Aqueduct Water Risk Atlas」や、環境省の「全国地盤環境情報ディレクトリ」を使用しています。