設備に関するスペシャリストを目指して
安全で高品質な製品を確実に製造する環境を整えること
安全で高品質な製品を確実に製造する環境を整えること
- 私の所属する生産第3技術室は医薬品を作るための設備・包装・容器に関する技術導入や開発を行っています。その中でも私は設備を担当しており、新製品を作るために必要な設備改造工事や生産性を向上するための設備導入に携わっています。更新対象となる設備や製造する製品の仕様を把握した上で、製造現場と設備メーカーの間に立ち、両者の要望をきちんと擦り合わせます。無駄な労力やコストをかけずに安全で高品質な医薬品を確実に製造する環境を整えることを常に意識をして取り組んでいます。
- 仕事をする上で特に意識していることは、自分の得た経験や知識を積極的に共有することです。新規で設備導入をする場合は必ず何かしらのリスクを抱えており、トラブルの元になることもあります。自分に経験のないトラブルの元をリスクとして抽出することは難しいため、あらかじめ後輩に伝えたり先輩に対処法を相談することで、同じ失敗を繰り返さずにトラブルを未然に防ぐことができます。技術室には各部門のスペシャリストが集まっていますが、このように経験を共有しあうことで、よりチームのスキルや知識を高め合うことができると思っています。
- 部署の誰よりもデータ分析の得意な人材になることに挑戦しています。設備・包装・容器等、各部門に関連する知識は豊富なものの、ビッグデータの取り扱いに長けている社員はまだ少ないと感じています。今後の生産設備の運用や生産性の向上を考慮する上で、設備の稼働率や生産数量のビッグデータの活用は必要不可欠なため、自ら率先してデータをまとめ、分析するようにしています。より生産性の高い工場の設計や設備導入案を提案することが今の目標です。