2025年11月21日

2025年11月21日

不眠症治療薬「ボルズィ錠」の創薬研究が
「2025年度 日本薬学会医薬化学部会賞」を受賞

不眠症治療薬「ボルズィ錠」の創薬研究が
「2025年度 日本薬学会医薬化学部会賞」を受賞


大正製薬株式会社[本社:東京都豊島区 社長:上原 茂](以下、当社)は、不眠症治療薬「ボルズィ錠」の創薬研究が「2025年度 日本薬学会医薬化学部会賞」を受賞し、11月20日(木)に開催された第42回メディシナルケミストリーシンポジウムにて授賞式が執り行われたことをお知らせいたします。

ボルズィ錠2.5mg, 5mg, 10mg(一般名:ボルノレキサント水和物、開発コード:TS-142)(以下「ボルズィ」)は、当社が日本で開発を進めてきたオレキシン受容体拮抗薬で、2025年8月25日に厚生労働省より「不眠症」を効能又は効果とする製造販売承認を取得しました。「ボルズィ」は、オレキシン受容体(OX1およびOX2受容体)に対して選択的に作用し、入眠困難および睡眠維持困難の改善が確認されています。さらに、消失半減期が短いことから、不眠症治療薬の課題の1つである投与翌日に作用が残る「持ち越し効果」の懸念が少ないことが期待されます。

一般的に、消失半減期を短くすると薬効が減弱する傾向がありますが、短半減期と薬効発現を両立させた化合物設計と薬物動態研究が高く評価され、今回の受賞となりました。授賞式後に行われた受賞講演では、化合物創出に至った研究経緯と臨床試験結果を発表し、多くの研究者から高い関心を集め、盛況のうちに終了いたしました。

本受賞は、当社の創薬研究開発力が国内の専門家から高く評価された結果であり、不眠症患者さんのQOL(Quality of Life:生活の質)向上に寄与する第一歩であると考えます。当社は、今回の受賞を励みとして、これからも様々な病気で苦しんでいる方々の期待に応える薬剤の創出に向け、創薬研究を進めて参ります。

大正製薬株式会社[本社:東京都豊島区 社長:上原 茂](以下、当社)は、不眠症治療薬「ボルズィ錠」の創薬研究が「2025年度 日本薬学会医薬化学部会賞」を受賞し、11月20日(木)に開催された第42回メディシナルケミストリーシンポジウムにて授賞式が執り行われたことをお知らせいたします。

ボルズィ錠2.5mg, 5mg, 10mg(一般名:ボルノレキサント水和物、開発コード:TS-142)(以下「ボルズィ」)は、当社が日本で開発を進めてきたオレキシン受容体拮抗薬で、2025年8月25日に厚生労働省より「不眠症」を効能又は効果とする製造販売承認を取得しました。「ボルズィ」は、オレキシン受容体(OX1およびOX2受容体)に対して選択的に作用し、入眠困難および睡眠維持困難の改善が確認されています。さらに、消失半減期が短いことから、不眠症治療薬の課題の1つである投与翌日に作用が残る「持ち越し効果」の懸念が少ないことが期待されます。

一般的に、消失半減期を短くすると薬効が減弱する傾向がありますが、短半減期と薬効発現を両立させた化合物設計と薬物動態研究が高く評価され、今回の受賞となりました。授賞式後に行われた受賞講演では、化合物創出に至った研究経緯と臨床試験結果を発表し、多くの研究者から高い関心を集め、盛況のうちに終了いたしました。

本受賞は、当社の創薬研究開発力が国内の専門家から高く評価された結果であり、不眠症患者さんのQOL(Quality of Life:生活の質)向上に寄与する第一歩であると考えます。当社は、今回の受賞を励みとして、これからも様々な病気で苦しんでいる方々の期待に応える薬剤の創出に向け、創薬研究を進めて参ります。

「日本薬学会医薬化学部会賞」とは

「日本薬学会医薬化学部会賞」とは


公益社団法人 日本薬学会 医薬化学部会から、創薬の発展に寄与するブレークスルーの内容を含む研究成果をあげた研究者に贈られる賞です。2000年度から始まり、様々な薬剤の創薬研究に関わった研究者が受賞しています。

当社は、2014年度に「経口糖尿病治療薬TS-071(Luseogliflozin)の研究開発」で受賞しました。

日本薬学会医薬化学部会賞HP(https://medchem.pharm.or.jp/award/)をご参照ください。

公益社団法人 日本薬学会 医薬化学部会から、創薬の発展に寄与するブレークスルーの内容を含む研究成果をあげた研究者に贈られる賞です。2000年度から始まり、様々な薬剤の創薬研究に関わった研究者が受賞しています。

当社は、2014年度に「経口糖尿病治療薬TS-071(Luseogliflozin)の研究開発」で受賞しました。

日本薬学会医薬化学部会賞HP(https://medchem.pharm.or.jp/award/)をご参照ください。