2023年4月17日

新型コロナウイルス「5類」移行まであと少し!GWの旅行や遠出を楽しむ必需品とは!? 乗り物酔いの実態調査を実施 一番多い症状は「吐き気」。乗り物酔い止め薬への不満は「酔ってからだと効かない」

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大正製薬株式会社[本社:東京都豊島区 社長:上原 茂](以下、当社)は、乗り物酔いを自覚している方に対し、乗り物酔いの実態について調査を実施しました。

[調査概要]

調査方法:インターネットでの調査
調査期間:2023年1月20日~2023年1月27日
調査機関:株式会社ジャストシステム
調査対象:全国の15歳~69歳の男女(乗り物酔い自覚者) 1,751名
有効回答数:1,736

【調査結果詳細】

1.せっかくの旅行や遠出も、乗り物酔いのせいで楽しめない!?

昨年2022年は、3年ぶりに行動規制のないお盆・年末となりました。当社が行った調査によると、半数以上もの方が、旅行や遠出の機会が増えたと回答しています。楽しい旅行や外出には、乗り物による移動がつきものですが、今回調査した乗り物酔い自覚者のうち82.4%が、4回に1回以上は乗り物酔いすると回答しており、乗り物酔いの頻度の高さが伺えました。
また、乗り物酔いで困ったことの第1位は旅行や遠出を楽しめなかったことでした。

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1)新型コロナウイルス行動規制緩和により、旅行や遠出の機会が増えた人は半数以上。

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2)乗り物酔い自覚者は、乗り物酔いの頻度も高い(※酔う頻度が高い:4回に1回酔うこと)

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3)乗り物酔いが原因で困ったこと1位は、旅行や遠出を楽しめなかったこと。

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2.乗り物に酔ったときの対処法は、新鮮な空気を吸うだけじゃない!?

乗り物酔い自覚者全体では、新鮮な空気を吸うことが1位でしたが、乗り物酔いがかなり深刻な人は、事前に乗り物酔い止め薬を飲んでおくことが1位という結果になりました。

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1)乗り物酔いが深刻な人ほど、事前に乗り物酔い止め薬を飲んでいる。

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3.乗り物酔いの症状でもっとも多かったのは吐き気。
  酔い止めの薬には、吐き気を抑え、酔ってからでも効くことが求められている。

乗り物酔いの症状で多いものは、吐き気や嘔吐でした。乗り物酔い止め薬に期待していることは、吐き気が止まること、早く効くこと、酔ってから飲んでも効くことなどが上がりました。一方、乗り物酔い止め薬への不満は、酔ってからだと効かないこと、吐き気に効かないことなどが上がりました。乗り物酔い止め薬には、酔ってからでも効くことや吐き気を抑えることが求められていますが、自分に合う酔い止め薬には、なかなか出会えないようです。

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1)乗り物酔いしたときの症状でもっとも多いのは吐き気。

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2)乗り物酔い止め薬へ期待することは「吐き気が止まること」「酔ってから飲んでも効くこと」。
 乗り物酔い止め薬への不満は「酔ってからだと効かない」「吐き気に効かない」。

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【まとめ】

新型コロナウイルス感染拡大防止策による規制が緩和され、旅行や遠出が増えているようですが、せっかくの旅行や遠出も、乗り物酔いで楽しめないという残念な声も多い結果となりました。旅行や遠出を存分に楽しむためにも、乗り物酔いによる症状の中でもっとも多い吐き気や、嘔吐に対して、酔ってからでも効く薬が必需品と言えそうです。