2021年4月30日

規制のサンドボックス制度に基づき、
「駅改札内におけるOTC 販売機を用いた一般用医薬品販売の実証」が認定

大正製薬株式会社[本社:東京都豊島区、社長:上原 茂](以下、当社)は、新技術等実証制度(「規制のサンドボックス制度」)に基づいて申請した「駅改札内におけるOTC 販売機を用いた一般用医薬品販売の実証」に関する新技術等実証計画(以下「実証計画」という。)について、2021年4月23日に、主務大臣である厚生労働大臣及び経済産業大臣の認定を取得しました。

この実証計画は、第2類医薬品及び第3類医薬品の販売について、資格者(薬剤師又は登録販売者)による店舗と同等の管理体制の下、IoT化された OTC 販売機を介して販売し、一般用医薬品の適切な管理及び販売を実現すること、生活者の時間的・距離的な制約を解消して、一般用医薬品へのアクセス性を改善し、セルフメディケーション意識の向上や医療費削減の一助となることを目的としています。

実証段階では、資格者の適正な管理の下、駅改札内に開設済みのドラッグストアの店舗の一部として設置されたOTC 販売機において、駅を利用する一般生活者を対象に、一般用医薬品のうち第2類医薬品及び第3類医薬品を販売します。

「規制のサンドボックス制度」において、一般用医薬品の販売に関する実証計画について主務大臣から認定を取得するのは、これが初めてとなります。

当社は一般用医薬品のリーディングカンパニーとして、本実証をドラッグストアと協力し、資格者が介在する形で、新技術に合わせた一般用医薬品の新たな販売方法を実現していきます。生活者にとって一般用医薬品の利便性を向上させるとともに、健康社会のさらなる発展に貢献してまいります。