医薬事業

医薬事業

先端技術の活用にも取り組み、独自性のある新薬を開発

先端技術の活用にも取り組み、独自性のある新薬を開発

医療用医薬品を中心に取り扱う医薬事業では、研究開発志向型企業として、新薬の開発に取り組んでいます。外部研究機関とも連携し、先端技術を積極的に活用していくことで、独自性のある医薬品の自社開発を目指しています。

医療用医薬品を中心に取り扱う医薬事業では、研究開発志向型企業として、新薬の開発に取り組んでいます。外部研究機関とも連携し、先端技術を積極的に活用していくことで、独自性のある医薬品の自社開発を目指しています。

医薬事業の概要

医薬事業の概要


高まる医療用医薬品へのニーズに応えて

高まる医療用医薬品へのニーズに応えて

国民皆保険の実現に向けて法整備が進められた1950年代、大正製薬グループは医療用医薬品の需要の増加を受けて、皮膚疾患領域での医薬品の開発に着手しました。1957年には乾癬治療薬である「ソリオン」を発売し、医薬事業に進出、その後は自社開発の医薬品創薬に力を注いでいます。
近年では創薬研究における外部の研究機関との連携を一層強化し、先端技術を活用することで、革新的なオリジナル新薬の継続的創出に努めています。

国民皆保険の実現に向けて法整備が進められた1950年代、大正製薬グループは医療用医薬品の需要の増加を受けて、皮膚疾患領域での医薬品の開発に着手しました。1957年には乾癬治療薬である「ソリオン」を発売し、医薬事業に進出、その後は自社開発の医薬品創薬に力を注いでいます。
近年では創薬研究における外部の研究機関との連携を一層強化し、先端技術を活用することで、革新的なオリジナル新薬の継続的創出に努めています。

マクロライド系抗生物質製剤「クラリス」(1991年)のパッケージ画像 マクロライド系抗生物質製剤「クラリス」(1991年)のパッケージ画像

マクロライド系抗生物質製剤
「クラリス」(1991年)

マクロライド系
抗生物質製剤
「クラリス」(1991年)

2型糖尿病治療剤「ルセフィ」(2014年)のパッケージ画像 2型糖尿病治療剤「ルセフィ」(2014年)のパッケージ画像

2型糖尿病治療剤
「ルセフィ」(2014年)

2型
糖尿病治療剤
「ルセフィ」(2014年)

経皮吸収鎮痛消炎剤「ロコア」(2016年)のパッケージ画像 経皮吸収鎮痛消炎剤「ロコア」(2016年)のパッケージ画像

経皮吸収型鎮痛消炎剤
「ロコア」(2016年)

経皮吸収型鎮痛消炎剤
「ロコア」(2016年)

TNFアルファ阻害薬「ナノゾラ」のパッケージ画像 TNFアルファ阻害薬「ナノゾラ」のパッケージ画像

TNFα阻害薬
「ナノゾラ」(2022年)

TNFα阻害薬
「ナノゾラ」(2022年)

多様で独自性のある新薬でアンメット・メディカル・ニーズに対応

多様で独自性のある新薬でアンメット・メディカル・ニーズに対応

近年の開発競争の激化や、日本国における医療費抑制や薬価改定の影響などにより、医療用医薬品を取り巻く環境は厳しくなっています。こうしたなかで大正製薬グループでは、持続的な成長を維持するため、継続的な新薬の創製に努めています。

現在は中・高分子へ創薬研究の幅を広げ、アンメット・メディカル・ニーズ※1に応えるべく取り組んでいます。モダリティ※2の多様化に対応するほか、外部の研究機関と協力し、新技術の導入や共同開発を実施。開発品について早期の承認取得を目指すとともに、パイプラインを拡充しています。
また、製品の発売後は、医療関係者向けの情報提供活動のほか、患者さん向けの疾患啓発活動や治療支援を行っています。

近年の開発競争の激化や、日本国における医療費抑制や薬価改定の影響などにより、医療用医薬品を取り巻く環境は厳しくなっています。こうしたなかで大正製薬グループでは、持続的な成長を維持するため、継続的な新薬の創製に努めています。

現在は中・高分子へ創薬研究の幅を広げ、アンメット・メディカル・ニーズ※1に応えるべく取り組んでいます。モダリティ※2の多様化に対応するほか、外部の研究機関と協力し、新技術の導入や共同開発を実施。開発品について早期の承認取得を目指すとともに、パイプラインを拡充しています。
また、製品の発売後は、医療関係者向けの情報提供活動のほか、患者さん向けの疾患啓発活動や治療支援を行っています。

※1 アンメット・メディカル・ニーズ:いまだ有効な治療方法がない疾患に対する医療ニーズ
※2 モダリティ:創薬に用いた基盤技術などに基づく医薬品の分類。低分子薬、抗体医薬、核酸医薬、細胞治療、遺伝子細胞治療、遺伝子治療など。

※1 アンメット・メディカル・ニーズ:いまだ有効な治療方法がない疾患に対する医療ニーズ
※2 モダリティ:創薬に用いた基盤技術などに基づく医薬品の分類。低分子薬、抗体医薬、核酸医薬、細胞治療、遺伝子細胞治療、遺伝子治療など。

TOPIC:関節リウマチの患者さんに向け「ナノゾラ®」を発売

TOPIC:
関節リウマチの患者さんに向け「ナノゾラ®」を発売

大正製薬では2022年9月に、TNFα阻害薬「ナノゾラ®皮下注30mgシリンジ」の国内製造販売承認を取得し、同年12月から販売しています。「TNFα」とは、細菌などの異物から体を守るためにはたらきます。しかし関節リウマチではこのTNFαが異常に増加し、関節の炎症を引き起こします。ナノゾラ®はこのTNFαの働きを抑えることで、炎症をおさえます。また、血中に長くとどまって効果を発揮します。

大正製薬では2022年9月に、TNFα阻害薬「ナノゾラ®皮下注30mgシリンジ」の国内製造販売承認を取得し、同年12月から販売しています。「TNFα」とは、細菌などの異物から体を守るためにはたらきます。しかし関節リウマチではこのTNFαが異常に増加し、関節の炎症を引き起こします。ナノゾラ®はこのTNFαの働きを抑えることで、炎症をおさえます。また、血中に長くとどまって効果を発揮します。

2024年1月には、「ナノゾラ®皮下注30mgオートインジェクター」も発売しました。

本体を皮膚に押し当てるだけで薬剤が注入され、さらに注射後は針カバーがロックされるため、針刺し事故を防止します。患者さんの使いやすさに配慮したこのデバイスは、2024年度グッドデザイン賞を受賞しました。

2024年1月には、「ナノゾラ®皮下注30mgオートインジェクター」も発売しました。

本体を皮膚に押し当てるだけで薬剤が注入され、さらに注射後は針カバーがロックされるため、針刺し事故を防止します。患者さんの使いやすさに配慮したこのデバイスは、2024年度グッドデザイン賞を受賞しました。

ナノゾラ(R)皮下注30mgオートインジェクターのパッケージ画像とグッドデザイン2024のロゴマーク ナノゾラ(R)皮下注30mgオートインジェクターのパッケージ画像とグッドデザイン2024のロゴマーク

ナノゾラ®皮下注30mgオートインジェクター

ナノゾラ®皮下注30mg
オートインジェクター