1からわかるロコモ骨粗鬆症編

1からわかるロコモ

その1 平均寿命と健康寿命を知っていますか?

平均寿命と健康寿命 男性:健康寿命72.14歳、平均寿命80.98歳、要介護8.84歳、女性:健康寿命74.79歳、平均寿命87.14歳、要介護12.35歳

平均寿命:厚生労働省「平成28年簡易生命表」、健康寿命:厚生労働省「第11回健康日本21(第2次)推進専門委員会」資料(平成28年)より算出

元気に自立して過ごせる期間のことを「健康寿命」といいます

私たちの寿命は延び続け、今では“人生90年”に手が届こうとしています。しかし一方で、自立した生活を送れる期間「健康寿命」が、平均寿命より男性は約9年、女性は約12年も短いことが分かりました。これは支援や介護を必要とするなど、健康上の問題で日常生活に制限のある期間が平均で9~12年もあるということです。長い人生、いつまでも元気に過ごすためには「健康寿命」を延ばすことが必要なのです。

平均寿命の推移 1899〜1903年(明治32年〜36年):男性43.97歳、女性44.85歳 1950年(昭和25年):男性58.00歳、女性61.50歳 2000年(平成12年):男性77.72歳、女性84.60歳

明治32~36年、平成12年は、厚生労働省「完全生命表」昭和25年は、厚生労働省「簡易生命表」

明治時代、日本人の平均寿命は40代前半でした。男女共に50歳を超えたのは1947年頃、75歳を超えたのは1986年です。寿命は短期間で飛躍的に延びました。

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  • その2 骨粗鬆症と健康寿命って関係があるの?