先輩社員紹介 マーケティングの先輩社員 ヒット商品『リアップ』ブランドの戦術と戦略を立案

業務内容

マーケティング本部は、製品企画や販売戦略を立案し、テレビCMや店頭の宣伝などで製品のブランド力をアップさせることにより、より高い売上を目指す部署です。マーケティングスタッフの多くは、SRを経験し、現場の最前線で成果を積み上げてきているのが特長で、それぞれが担当ブランドの育成に取り組んでいます。長期計画に基づき短期計画を立て、研究部門からSRまで、幅広い関連部署と綿密なコミュニケーションを取りながら顧客調査、販促企画、ブランド戦略などを立案し、展開していきます。私は発毛剤『リアップ』シリーズを担当し、ブランド育成に強い責任感を持ち仕事に臨んでいます。

阿部 真 マーケティング本部第4ユニット 1996年入社 法学部 法律学科卒

ブランドを熟知しプランを練る

 私が『リアップ』のマーケティング担当になったのは、2012年です。SR時代と比べて最も大きな違いを感じるのは、マネジメントする責任の大きさと、関わる人たちの範囲の広さです。SRのときは、自分の業績目標を達成させるための自己マネジメントが重要でした。しかし、マーケティングスタッフは、担当するブランドの全体をマネジメントしなければなりません。『リアップ』という一つのブランドについてコンセプトやイメージを考え出し、ブランドの業績の責任を負うことになります。そのためにはまず、私が誰よりも製品について熟知していることが求められます。また、生活者のニーズやブランドに対するイメージ、市場におけるポジションや競合他社の動向なども正確に掴んでおく必要があります。その様な情報をベースにブランドの戦略を構築し、マーケティングプランに基づいたプロモーションを展開していきます。
 この仕事の難しさと面白さは、マーケティングには明確な答えがないということです。マーケティングプランの策定では、売上データや出荷データ、取扱店舗データ、ユーザー調査など、多岐にわたる情報から現状を分析し、今後の動向を推測します。ただし、導き出された結論は、あくまで私自身の仮説でしかなく、「この通りにやれば必ず売上が上がる」という絶対的なものではありません。このマーケティングプランには、明確な論理的根拠はあるのか。常に検証し改良を加えながら、仮説の精度を少しでも高めるために膨大なデータと向き合い、ブランド力の強化に努めています。

みんなの力でブランドを育てている充実感

 作成されたマーケティングプランは、『リアップ』ブランドに関わるすべての人たちに理解され納得してもらう必要があります。関連部署への説明の際には、できるだけシンプルにプランの要点が伝わるよう心がけています。そこで出てきた意見を参考に修正を加えながら、さらにプランをブラッシュアップしていきます。また、社外の方々の意見もとても参考になります。私の場合、商談でのバイヤーさんからの情報や、店舗に立ち寄って生活者の購買行動を観察し、感じたことも貴重な材料として活用しています。
 そして、プロモーション展開では、商品企画や宣伝担当者、広告代理店の方とも認識を共有します。プランの意図がきちんと反映されていなければ、プロモーションは成功しないからです。一つのブランドに関わるすべての人たちが共通の認識を持って、ブランドを育てていくのです。
 厳しい面もありますが、プランが成功をおさめ、目標を達成できたときの喜びは、言葉にできません。みんなの力と情熱でブランドを育てていることを感じながら、ときにクールにデータを読み、ときに熱く議論を闘わせる充実した日々を送っています。

思い入れのある製品

リアップ

入社してすぐに『リアップ』が発売されました(1999年)。当時の営業担当者なら忘れられないはずですが、日本初の発毛剤ということで注目され、製品はまたたく間に店頭から消え、生産が追いつかないぐらい爆発的に売れました。問い合わせや注文の電話もずっと鳴りっぱなし。この勢いを経験できたことは貴重でした。『リアップ』のマーケティングスタッフとしてプレッシャーも感じますが、ぜひ、それを超えるヒット製品を世の中に送り出したいと考えています。

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