先輩社員紹介 生産技術の先輩社員 医薬品を生活者に安定して届けるために安心できる設備で製造ラインを支える

業務内容

設備保全部は、生産本部において各種の生産設備や機械の改善・保守・保全業務を担っています。高品質な医薬品を安定して生産できるようにするため、常に製造現場に赴いて設備の状態を確認し、不具合や改善点があれば現場のオペレーターたちと協力して即座に課題解決に取り組みます。私は入社後、生産本部内の生産技術研究所に所属し、研究所で開発された医薬品を安定生産するための機械設計などに取り組んだ後、2013年から現部署で業務に取り組んでいます。

田口 敬洋 生産本部 設備保全部 生産設備グループ 2010年入社 工学研究科 電気通信工学専攻 卒

リスクを減らすために、現場の声を聞き考え抜く

 製造ラインの要となる生産設備や機械の改善・保全業務では、優れた設備技術の考案や導入の検討はもちろん、いかにして「リスク」を無くすかを追求することも重要になります。この場合の「リスク」というのは、高品質な医薬品を安定して製造するという過程で障害となるものだけでなく、設備の設計ミスなどによって現場のオペレーターが危険に晒されてしまうリスクも含みます。「一つの設計図からリスクを7つ抽出し、その改善策を考えろ」。これは入社当時の上司の教えで、今でも私の設計における基本姿勢になっています。
 リスクも2、3点なら抽出しやすいですが、7つとなるとなかなか困難です。そうしたときは、実際に設備を使っている現場スタッフの声が重要なヒントになります。オペレーターの考えや経験談などを聞くことで「どこにリスクが潜んでいるか」が、捉えやすくなります。また、機械に不具合があったときや、設備導入、改善依頼があったときも、必ず現場に行ってスタッフから「製造現場が求めているものは何か」をとことん聞き出すように心がけています。現場関係者や機械メーカーと協力し、課題や問題点を共有し考え抜いてこそ、満足のいくものができるのだと感じています。

「日本の元気」にものづくりから貢献したい

 入社1年目、私が担当した最初の設備改善工事を行ったときのことです。老朽化した油圧ホースが破断し油が漏れてしまい、このままでは設備が稼働出来ないという事態が起きてしまいました。翌日からは生産が予定されていたので、取り急ぎ代替品を手に入れるため思いつく限りの方法で探し回りましたが見つからず、とても焦りました。そのとき、先輩からのアドバイスで工場の倉庫から代替品を見つけ出し、何とか復旧できたのです。事前に工事箇所をしっかり確認し、老朽化していた箇所を見つけておけば避けられたミスです。この経験から、工事手順の一つひとつを頭に描き、リスクになりそうな箇所を把握しておくこと、そして、あらゆる事態を想定し、それに対する備えを十分に行うことの大切さを学びました。そのとき先輩から教えていだたいた「仕事は段取りで8割が決まるんだよ」というアドバイスはしっかりと私の胸に刻まれています。アドバイスを頂いた先輩をはじめ職場の皆さんに支えられていることがわかり、仲間に感謝しました。
 就職活動のとき、大正製薬を選んだ理由は、これからますます進む日本人の高齢化に対し「セルフメディケーションの観点から高齢者や頑張っている人の元気を支えたい」という想いからでした。これからも自分に与えられる一つひとつの仕事から、さまざまな技術を学び、将来はマルチエンジニアとして、ものづくりから「日本の元気」に貢献したいと考えています。

思い入れのある製品

リポビタンD

学生時代、アルバイト先の店長が忙しいときや気合いを入れたいときに必ず飲んでいたのが『リポビタンD』でした。その店長は、いつも陽気にみんなを元気にしてくださる、とても愉快な、私の「心の師匠」といえる存在でした。そんな人の支えとなっていた『リポビタンD』には、「ドリンク剤の範疇を超えて心も元気にする作用があるのでは?」と感じていて、大正製薬への入社を希望するきっかけにもなりました。

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