リポビタンDショートフィルム

同じ高校野球部の控え選手と目立たないマネージャー。報われずとも腐らずに前へ進んでいく、そんな全ての若者へ。

ショートフィルム「それでも進む若者へ」

ストーリー

高校の野球部。ベンチに入れなくとも必死に応援する健太(須賀健太)とマネージャーの麻衣(三浦透子)。二人の応援もむなしくチームは敗れてしまう。

敗退後、グランドをじっと見つめる同級生の雛子。健太は彼女へ密かに想いを寄せていたが、雛子は野球部のエースである藤沢のもとへ駆け寄って行く。結局、恋愛でもエースに勝つことはできないのだ。少し落胆する健太の横で、麻衣も同様に藤沢への届かぬ想いを諦めることになる。

時は流れ、何でもない大学生活を送る健太と麻衣は、2人とも就職活動の壁に直面する。思うようにいかない苛立ちを当時の彼女にぶつけてしまう健太。

一方の麻衣は、すれ違った野球部員とマネージャーの姿を見てハッとする。心底野球が好きだった昔の自分を思い出し、どこかを目指して走り出す。やっとの思いで内定をもらう健太は、冷たく接してしまっていた彼女に報告しようと走り出すが、目に入ったのは他の誰かと楽しげに歩く彼女の姿だった。

グローブ職人の門を叩き、修行の道を歩む麻衣。好きだったことを仕事にするのは決して楽ではなく、泣きながら奮闘する毎日。就職後、頭を下げてばかりでくじけそうになる健太。そんな時、すれ違った野球少年たちを見て、ずっと下手でも一生懸命野球をしてきた自分を思い出す。

二人に共通するのは、「それでも進む」という想い。うまくいかないことばかりだが、そんな二人の表情はどこか晴れやかだ。

楽曲紹介

関取 花(せきとり はな)
関取 花(せきとり はな)

寝ること食べること飲むことが大好きな26歳。幼少期をドイツでのびのびと過ごし、積み木崩しのような思春期の後に音楽活動をはじめる。

「もしも僕に」

良いことも悪いことも楽しめるような人になりたいという思いを込めた歌。アルバム「君によく似た人がいる」に収録。

出演者プロフィール

須賀健太

須賀健太

1994年生。99年に子役デビューし、ドラマ等で活躍。現在も「世界の村で発見!こんなところに日本人」(ABC)レギュラー、ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」に出演するなど幅広く活躍中。

三浦透子

1996年生。女優として、映画「陽だまりの彼女」、「私たちのハァハァ」などへ出演、演技だけではなくCMでの歌声でも注目を集め、カバーアルバムCD「かくしてわたしは、透明からはじめることにした」をリリースする。

三浦透子

監督プロフィール

タナダユキ
タナダユキ

本篇映像の監督。1975年生。福岡県出身。01年「モル」で監督デビュー。「百万円と苦虫女」(08)でウディネファーイースト映画祭My Movies Audience Award受賞・映画監督協会新人賞受賞。「四十九日のレシピ」(13)で中国金鶏百花映画祭国際部門監督賞受賞、「ロマンス」(15)でASIAN POP-UP CINEMA 観客賞受賞。
CM、テレビも手がける。小説に「復讐」(新潮社)、「ロマンスドール」(メディアファクトリー)など。映画最新作は「お父さんと伊藤さん」(17年5月DVD発売予定)。