β-ラクタマーゼ阻害剤配合注射用抗生物質「ゾシン®」10月1日国内新発売のお知らせ

2008年9月30日

大正富山医薬品株式会社(本社:東京、社長:大平 明、以下「大正富山医薬品」)は、β-ラクタマーゼ阻害剤配合抗生物質製剤「ゾシン®静注用2.25、4.5」(一般名:注射用タゾバクタムナトリウム・ピペラシリンナトリウム)を10月1日、国内にて新発売しますのでお知らせします。

本剤は、大鵬薬品工業株式会社(本社:東京、社長:宇佐美 通、以下「大鵬薬品」)と富山化学工業株式会社(本社:東京、社長:菅田 益司)の両社で開発し、大鵬薬品が製造販売承認を取得した薬剤です。β-ラクタマーゼ阻害剤タゾバクタムとペニシリン系抗生物質ピペラシリンを、1:8の力価比で配合した製品で、肺炎をはじめ敗血症、腎盂腎炎、複雑性膀胱炎に対して優れた臨床効果が期待できる薬剤です。同剤は海外では米国ワイス社により、米国をはじめ世界94ヶ国で発売され、世界的な標準的治療薬として高く評価されている注射用抗生物質製剤です。国内では、大鵬薬品が製造販売元となり、大正富山医薬品が発売いたします。

「ゾシン®静注用2.25、4.5」の概要は以下のとおりです。

<製品の概要>

製造販売承認取得日 2008年7月16日
製品名 ゾシン®静注用 2.25 、ゾシン®静注用 4.5 (英名ZOSYN®
一般名 注射用タゾバクタムナトリウム・ピペラシリンナトリウム
効能・効果 <適応菌種>
本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、プロビデンシア属、インフルエンザ菌、緑膿菌、アシネトバクター属
<適応症>
敗血症、肺炎、腎盂腎炎、複雑性膀胱炎
用法・用量 ・敗血症及び肺炎の場合
通常、成人にはタゾバクタムナトリウム・ピペラシリンナトリウムとして、1回4.5 g(力価)を1日3回点滴静注する。肺炎の場合、症状、病態に応じて1日4回に増量できる。なお、必要に応じて、静脈内注射することもできる。
通常、小児には1回112.5 mg(力価)/kgを1日3回点滴静注する。なお、必要に応じて、静脈内注射することもできる。また、症状、病態に応じて1回投与量を適宜減量できる。ただし、1回投与量の上限は成人における1回4.5 g(力価)を超えないものとする。
点滴静注に際しては補液に溶解して注射する。また、静脈内注射に際しては注射用水、生理食塩液又はブドウ糖注射液に溶解し、緩徐に注射する。
・腎盂腎炎及び複雑性膀胱炎の場合
通常、成人にはタゾバクタムナトリウム・ピペラシリンナトリウムとして、1回4.5 g(力価)を1日2回点滴静注する。症状、病態に応じて1日3回に増量できる。なお、必要に応じて、静脈内注射することもできる。
通常、小児には1回112.5 mg(力価)/kgを1日2回点滴静注する。なお、必要に応じて、静脈内注射することもできる。また、症状、病態に応じて1回投与量を適宜減量できる。さらに、症状、病態に応じて1日3回に増量できる。ただし、1回投与量の上限は成人における1回4.5g(力価)を超えないものとする。
点滴静注に際しては補液に溶解して注射する。また、静脈内注射に際しては注射用水、生理食塩液又はブドウ糖注射液に溶解し、緩徐に注射する。
特長
1. β-ラクタマーゼ阻害剤のタゾバクタムとペニシリン系抗菌薬のピペラシリンを力価比1:8の割合で配合。
2. 肺炎、敗血症及び腎盂腎炎、複雑性膀胱炎の主要起炎菌に適した抗菌スペクトルと優れた抗菌活性を有する(in vitro)。
3. 成人において、1回4.5g(力価)、1日2~4回投与で、肺炎、敗血症及び腎盂腎炎、複雑性膀胱炎に対して優れた臨床効果を示した。
※ 肺炎(1日3~4回)、敗血症(1日3回)、腎盂腎炎・複雑性膀胱炎(1日2~3回)
4. 緑膿菌において、耐性変異株の出現を期し難いことが示唆された(ラット)。
承認取得者 大鵬薬品工業株式会社
包装 ゾシン®静注用2.25(2.25g)10瓶、ゾシン®静注用4.5(4.5g)10瓶
薬価 ゾシン®静注用2.25(2.25g)1瓶 1,792円、ゾシン®静注用4.5(4.5g)1瓶 2,668円
薬価収載日 2008年9月12日
発売日 2008年10月1日