2型糖尿病治療薬TS-021の海外共同開発契約を解消

2006年8月7日

大正製薬株式会社(社長:上原 明 以下、大正製薬)はイーライ・リリー社(本社:米国インディアナ州インディアナポリス 社長:ジョン・レックライター)と、2型糖尿病治療薬TS-021(DPP-IV 阻害薬、国内は大正製薬が自社開発、海外はイーライ・リリー社が開発、国内外ともフェーズI)の共同開発を行ってまいりましたが、このほど、共同開発契約の解消を決定いたしました。これはイーライ・リリー社が設定した非臨床試験における評価基準に合致しなかったことによるもので、当社としてはイーライ・リリー社の開発離脱を受け入れるという結論に至ったことによるものです。


大正製薬は2005年にイーライ・リリー社に対し、TS-021の日本と中国を除く、海外での独占的な開発・販売権を許諾しておりました。今後、TS-021の日本国内での開発は、大正製薬が継続し、海外については、米国子会社であるTaisho Pharmaceutical R&D Inc.(米国ニュージャージー州モーリスタウン)が開発を行います。


大正製薬は、日本国内では一般用医薬品(大衆薬)のトップメーカーでありますが、医療用医薬品分野においても、自社研究基盤の整備を進め研究開発を着実に強化しております。その成果として、複数のオリジナル化合物について臨床試験を開始しております。今後も自社研究開発及び国内外企業との提携を積極的に展開し、医療用医薬品事業の強化を進めていきます。