マクロライド系抗生物質製剤「クラリスドライシロップ小児用」製剤改良品
小児にさらに服用しやすい、甘いストロベリー風味で新発売

2006年6月14日

大正製薬株式会社(社長 上原 明 以下、大正製薬)は、マクロライド系抗生物質製剤「クラリスドライシロップ小児用(一般名:クラリスロマイシン)」をさらに服用しやすくした製剤改良品(ストロベリー風味)を、大正富山医薬品株式会社(社長 大平 明)を通じて6月15日に発売いたします。
製品名は従来どおり「クラリスドライシロップ小児用」です。

「クラリスドライシロップ小児用」は、1996年12月に既に発売しておりますが、服用後に苦味が残りやすかったため、改良を試み、このたび従来の製剤に高分子被膜を施し、甘味成分を増量することでよりお子様に服用しやすい「ストロベリー風味」にすることに成功しました。また、水への分散性を高め懸濁しやすくすることで小さなお子様にもさらに服用しやすいものとしました。

今回発売しました「クラリスドライシロップ小児用」は、大正製薬とアボット ジャパン株式会社(医薬品事業部本社:大阪市、代表取締役社長:ザヒール・ラフジ)の共同開発によるものです。

大正製薬は、マクロライド系抗生物質「クラリスロマイシン」を開発し、1991年に「クラリス」のブランド名で発売いたしました。「クラリス」は、ドライシロップ小児用、錠50小児用、錠200と小児から成人まで年齢に合わせて選べる剤形を揃えており、今回の製剤改良によって、近年増加しているマイコプラズマ肺炎をはじめ、より多くの患者さんの治療に貢献できるものと考えております。

◇製品特長

・新製剤技術により、水への分散性に優れ懸濁しやすく、服用しやすい「ストロベリー風味」

・呼吸器系組織への優れた移行性

・呼吸器感染症の主要起炎菌をカバーする広い抗菌スペクトル

・小児感染症に対し97.9%(141例/144例)の有効性(ドライシロップ剤形追加承認時)

◇製品概要

製品名 クラリスドライシロップ小児用
一般名 クラリスロマイシン
成分・含量 1g中 日局クラリスロマイシン100mg(力価)
効能・効果
1. 一般感染症 :
<適応菌種>
本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、インフルエンザ菌、レジオネラ属、百日咳菌、カンピロバクター属、クラミジア属、マイコプラズマ属
<適応症>
表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症
外傷・熱傷及び手術創等の二次感染
咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染
感染性腸炎
中耳炎、副鼻腔炎
猩紅熱
百日咳

2. 後天性免疫不全症候群(エイズ)に伴う播種性マイコバクテリウム・アビウムコンプレックス(MAC)症 :
<適応菌種>
本剤に感性のマイコバクテリウム・アビウムコンプレックス(MAC)
<適応症>
後天性免疫不全症候群(エイズ)に伴う播種性マイコバクテリウム・アビウムコンプレックス(MAC)症
用法・用量
1. 一般感染症 :
用時懸濁し、通常、小児にはクラリスロマイシンとして1日体重1kgあたり10~15mg(力価)を2~3回に分けて経口投与する。
レジオネラ肺炎に対しては、1日体重1kgあたり15mg(力価)を2~3回に分けて経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

2. 後天性免疫不全症候群(エイズ)に伴う播種性マイコバクテリウム・アビウムコンプレックス(MAC)症 :
用時懸濁し、通常、小児にはクラリスロマイシンとして1日体重1kgあたり15mg(力価)を2回に分けて経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
また、in vitro でマイコバクテリウム・アビウムコンプレックス(MAC)に対して抗菌力を示す他の抗菌薬を併用することが望ましい。
製造承認日 1996年10月9日
薬価収載日 1996年12月13日
製剤改良品
発売日
2006年6月15日
薬価 1g 128.00円
包装 100g、0.5g×120包
発売
製造販売
大正富山医薬品株式会社
大正製薬株式会社