大正製薬 国内全工場
廃棄物ゼロ・エミッション達成

2006年5月29日

大正製薬株式会社(社長 上原 明)は、2005年度に岡山工場で廃棄物ゼロ・エミッション※を達成し、これにより国内全ての工場(大宮工場、羽生工場、岡山工場)において廃棄物ゼロ・エミッションを達成いたしました。

当社は、2008年度までに国内全ての工場で廃棄物ゼロ・エミッションの達成を目標に、原材料を梱包する材料などの使用量削減や再資源化活動を積極的に推進してまいりました。その結果、2003年度の羽生工場(埼玉県羽生市)、2004年度の大宮工場(埼玉県さいたま市)に続き、2005年度に岡山工場(岡山県勝田郡)が達成したことで、計画より3年前倒しで国内全3工場において廃棄物ゼロ・エミッションを達成いたしました。


◇廃棄物総排出量

単位:トン

  大宮工場 羽生工場 岡山工場
2005年度 5,104 710 762

◇埋立処分量

単位:トン

  大宮工場 羽生工場 岡山工場
2005年度 18.9 0.19 2.00

大正製薬は、環境問題を企業活動の根底にある重要な課題と捉え、明日の社会と健やかな暮らしを考え続ける総合医薬品メーカーとして、企業活動全般にわたって常に問題意識を持って活動しています。その中で、廃棄物処理に関しては「混ぜればゴミ、分ければ資源」という考え方のもと、2001年度から生産ライン、オフィスにおいて廃棄物の分別回収の徹底や再資源化を図ってまいりました。

※廃棄物ゼロ・エミッション
「事業所等から排出される廃棄物を再利用・再生利用して、限りなく廃棄物ゼロをめざす」という考え方で、地球の限られた資源の使用効率を高めることです。大正製薬の廃棄物ゼロ・エミッションの定義は「事業所から発生する産業廃棄物および事業系一般廃棄物の埋立処分量を廃棄物総排出量の0.5%以下にする。但し、埋立処分量にはサーマルリサイクルされた廃棄物、工場排水、生活排水(汚水)および納入業者への返却物は廃棄物に含まない」としています。

◇大宮工場の概要
大宮工場は、固形製剤、注射剤、ドリンク剤、外用剤など多様な製品を生産している当社の主力工場です。環境活動に関しては、「循環型社会に向けた環境活動」を進めるという活動方針のもと、廃棄物の削減、省エネルギーの推進、環境リスクの極小化などの活動を推進しています。

◇羽生工場の概要
羽生工場は、埼玉県羽生市の田園地帯にある「小松台工業団地」内に位置するドリンク剤(リポビタンD等)を生産する専用工場です。工場の排水は利根川に流れ、農業用水として使用されているため、飲用可能なレベルまで浄化しており、排水に対し厳しい水質管理を行っています。

◇岡山工場の概要
岡山工場は、県北部の国定公園那岐山を間近に望む「勝央中核工業団地」内に位置し、リポビタンDをはじめとする100mL、50mLドリンク剤を生産する工場です。環境活動に関しては、省エネルギーの推進、異常排水の排出抑制、廃棄物の削減を推進しています。

◇国内全3工場(大宮工場・羽生工場・岡山工場)の廃棄物ゼロ・エミッションへの取り組みの概要

○再資源化内容

主な廃棄物 処理方法 再資源化内容
廃プラスチック類 破砕・焼却 セメント副原料、ガス化燃料
廃製品 焼却・混練 コンクリート骨材、路盤材
廃製品(スプレー缶) 破砕・選別 金属素材へリサイクル
廃ガラス 破砕 路盤材、改良土
汚泥 脱水 堆肥化
感染性廃棄物 焼却・溶融 スラグ化
金属くず 破砕 金属原料
古紙 溶解 製紙原料
あき瓶 破砕 瓶原料

○再資源化の推進
再資源化に関しては、再生利用手段を開拓することで推進しています。
2005年度は、岡山工場において廃製品の再生砂化による路盤材や盛土材などへのリサイクル化などを進めリサイクル量の拡大を図りました。今後も分別回収の徹底と再生利用手段の開拓により再資源化を推進してまいります。