低血圧治療剤「メトリジン」の口腔内崩壊錠
「メトリジンD錠2mg」新発売

2004年7月12日




大正製薬株式会社(社長 上原 明)は、2004年2月10日に製造承認を取得し、同年7月9日に薬価収載された、低血圧治療剤では世界で初めての口腔内崩壊錠「メトリジンD錠2mg」(一般名:塩酸ミドドリン)を、大正富山医薬品株式会社より7月12日に発売いたします。

「メトリジンD錠2mg」は1989年6月に「本態性低血圧」「起立性低血圧」の効能・効果で当社が発売した「メトリジン錠2mg」の新剤形です。服用後口腔内で速やかに崩壊し、水なしでの服用も可能であるため、錠剤やカプセルの服用が困難な患者様をはじめ、より多くの患者様で服薬性の向上が期待できます。

本剤の主成分塩酸ミドドリンは、1962年Zölss Gerhardら(オーストリア)により合成された交感神経興奮アミンDMAE*をグリシンで修飾したプロドラッグであり、当社は1982年にオーストリアのケミー・リンツ社(Chemie Linz)(現 ニコメッド・ファルマ社(Nycomed Pharma))から導入しました。交感神経α1受容体を選択的に刺激し、末梢血管を収縮させることにより血圧上昇、起立時血圧低下の抑制を示します。また、心臓や中枢神経系への直接作用がないため、より安全性に優れた薬剤です。

塩酸ミドドリン製剤はオーストリア、アメリカ、ドイツ、フランス、イタリアなど世界30を超える国々で販売されており、国内では「メトリジン」として大正富山医薬品が単独販売を行っております。

*DMAE:2-amino-1-(2,5-dimethoxyphenyl)ethanol
 

◇製品概要

製 品 名 メトリジンD錠2mg(MetligineD tab.2mg)
一 般 名 塩酸ミドドリン(midodrine hydrochloride)
規 制 区 分 指定医薬品
効能・効果 本態性低血圧、起立性低血圧
用法・用量 成人には塩酸ミドドリンとして、通常1日4mgを2回に分けて経口投与する。なお、症状により適宜増減する。ただし、重症の場合は1日8mgまで増量できる。
小児には塩酸ミドドリンとして、通常1日4mgを2回に分けて経口投与する。なお、症状により適宜増減するが、1日最高量は6mgとする。
用法・用量に関連する使用上の注意
本剤は口腔内で崩壊するが、口腔粘膜から吸収されることはないため、唾液又は水で飲み込むこと。
薬   価 1錠 56.70円
包   装 PTP100錠、PTP500錠
製造承認日 2004年2月10日
薬価収載日 2004年7月9日
発 売 日 2004年7月12日
製 造 元 大正製薬株式会社
販 売 元 大正富山医薬品株式会社