省エネルギー、環境・リサイクル対応
大正製薬本社2号館完成

2002年10月7日



本社2号館

大正製薬株式会社(社長 上原 明)が、創業90周年事業の一環として建設を行ってまいりました本社2号館が竣工いたしました。

2号館は建物随所に制震装置を設け、セミナーなどを開催する大ホールをアトリウムを挟んだ1階に置くなど、地震や災害に対する安全性に留意した構造になっています。又、省エネルギー、環境・リサイクル対応に十分配慮すると共に、内線PHSや無線LANを採用し、フレキシブルなオフィスレイアウトが可能となりました。

2号館にはセルフメディケーション事業グループと医薬事業グループの営業及び営業サポート部門が移動し、両事業グループの営業拠点となります。
尚、大正製薬と富山化学工業が10月8日に設立する合弁会社「大正富山医薬品株式会社」の本社も2号館内に設置されます。

◇多様な機能を持つホールとアトリウム
2号館に隣接するホールは250インチの大スクリーンと壁面に収納されている4台のスクリーンを使うことができ、564席の内、174の座席が自動で設置できるようにもなっています。
アトリウムは3層吹き抜けで隣接する事務スペースとホールとを機能的・空間的に結び付けるようになっています。

◇省エネルギー対応
ルーバー庇(窓の外に設置してある庇)、窓面上部の昼光拡散フィルム調光式蛍光灯照明、電動式開閉換気窓を設置し、事務室空間での自然換気の快適性を確保するなどの各種要素を組み合わせ、冷房負担の軽減、昼光利用による照明電力の削減を目指しています。省エネルギー効果を試算しますと、冷房負荷の軽減は年間で約12%、照明電力の軽減は同20%が見込まれます。
さらに、空調システムに氷蓄熱方式を導入し、夜間電力の利用による空調のための使用電力の平準化を図り、合理的な空調運転を実現できます。

◇環境・リサイクル対応
本ビルは屋上緑化を採用し、コンクリート面の上に植栽や木デッキで覆いを造ることによって、空調負荷の軽減を図りました。
屋上緑化は、近年新たに法的に義務付けられており、東京都全体のヒートアイランド現象を抑止するという、目的も有しています。
又、水資源の保全に関しては、雨水の貯瑠・濾過・薬品処理を行い、雨水をそのまま下水として放流してしまうのではなく、トイレ洗浄水・植栽散水などの中水として再利用します。



◇本社2号館概要

名  称 大正製薬 本社2号館
所 在 地 東京都豊島区高田3-25-1
建築面積 3,224.52平方メートル
延床面積 18,432.64平方メートル
階  数  地下2階、地上8階
総 工 費 80億円
建築施工 鹿島建設
着  工 平成12年12月
竣  工 平成14年10月