中国中医研究院との共同開発
中医学の生薬処方「胃瘍寧(いようねい)」をベースにした胃腸薬「大正中薬胃腸薬」発売

2001年5月14日





大正製薬(社長 上原 明)は、中国の伝統医学「中医学」に基づいて処方された生薬処方「胃瘍寧」をベースに創製された、胃のトラブルでお悩みの方々にお奨めの胃腸薬、「大正中薬胃腸薬」を5月16日より発売開始いたします。

「大正中薬胃腸薬」は、中国中医研究院 西苑医院より胃腸薬として用いられている生薬処方「胃瘍寧」をベースとした新処方の提案を受け、それを大正製薬で製剤化した一般用胃腸薬です。

「胃瘍寧」は、「中医学」の漢方処方「黄耆建中湯(おうぎけんちゅうとう)」を基に、1985年に中国中医研究院 西苑医院で開発されました。中国中医研究院は中国伝統の生薬処方、薬膳、鍼灸や気功などといった「中医学」を研究する機関で、古くから伝わる生薬処方の科学的な解明や現代に合わせた新規生薬処方の組み立て、それら生薬を使用した治療、研究などを行っております。

本格的な高齢化社会を迎える現代において、胃のトラブルは増える傾向にあります。年齢を重ねるに連れて基礎体力が低下するだけでなく、胃粘膜は薄く、傷つきやすくなります。「胃瘍寧」をベースに処方設計された「大正中薬胃腸薬」は、このような中高年の方々にもお奨めの、不快な胃腸症状を改善する胃腸薬です。

「大正中薬胃腸薬」は、新規生薬処方の大衆薬開発を目指し、1986年に中国中医研究院と生薬技術に関する契約を締結し研究を進めていた成果で、大正製薬において、中国より中医学技術を導入した最初の成功例となります。
また、この他に大正製薬と中国との関わりは、1984年に天然物由来の新規物質の探索と開発を目指した北京薬物研究所との共同研究開発契約、1990年に微生物由来新規物質の探索と開発を目指し四川抗菌素工業研究所と共同開発契約を締結、1998年に「リポビタン」を中心としたドリンク剤の事業化を目的とした合弁会社上海冠生園大正有限公司を設立し「リポビタン」の販売を開始するなど、深い協力関係を築きつつあります。

◇製品特長
(1) 中国の生薬処方「胃瘍寧(いようねい)」をベースにした新処方設計
(2) 胃粘膜層を強化し、胃腸の運動機能を高める生薬を合計9種配合
(3) 1包(1,650mg)中に、合計5,250mgの生薬を濃縮して製剤化
(4) 生薬独特の風味(苦味、辛味)を生かした服用感

◇製品概要
製 品 名 大正中薬胃腸薬
希望小売価格 16包 2,000円、44包 5,000円
成分・分量 1包(1.65g)中
中薬エキス末-M 800mg
(下記生薬の抽出乾燥エキス末)
オウギ(黄耆) 1250mg
シャクヤク(芍薬) 750mg
シャカンゾウ(炙甘草) 1000mg
ショウキョウ(生姜) 100mg
タイソウ(大棗) 500mg
キコク(枳穀) 800mg
エンゴサク(延胡索)末-M 250mg
シュクシャ(縮砂)末 200mg
効   能 胃痛、食欲不振、胃もたれ、胃部・腹部膨満感、胃部・腹部不快感、胸つかえ、胃重、腹痛、はきけ(むかつき、悪心)、嘔吐、胸やけ、げっぷ、呑酸、胃酸過多
用法・用量 15才以上 1回1包を1日3回、食前もしくは食間に服用
発 売 日 平成13年5月16日
初年度目標 5億円(出荷額)