壮年性脱毛症における発毛剤ミノキシジル配合「リアップ」発売から1年を経過して

2000年7月17日



大正製薬株式会社(社長:上原 明)が、壮年性脱毛症における発毛剤、ミノキシジル配合「リアップ」を昨年6月3日に発売して以来、お陰様で1年が経過いたしました。

◇3つの「日本初」
「リアップ」は、新規承認の医薬品としては、日本で初めて、医療用医薬品を経ずに大衆薬として発売されたダイレクトOTC薬です。
その効能・効果は、「壮年性脱毛症における発毛、育毛及び脱毛(抜け毛)の進行予防」で、「育毛」以外は共に(下線部分)日本で初めて取得した効能です。また、「リアップ」は、日本初の生活改善薬(ライフスタイル・ドラッグ)でもあります。欧米においては、全ての一般生活者の皆様に必要とはいえないまでも、必要としている方々にとっては、生活の質(クオリティ・オブ・ライフ)を飛躍的に向上させる生活改善薬が大きな支持を得ており、ご自分の判断で購入していただける大衆薬として、日本でも新たな市場創生の先鞭となりました。

◇一般生活者の皆様への情報提供活動に努めてきました
医薬品は、正しく使っていただいてこそ、より安全に、最大限の効果を発揮します。当社では、「リアップ」が大衆薬としての発売であることから、一般生活者の皆様への情報提供がより重要だとの認識に立ち、さまざまな取組みを行ってきました。
一般生活者の皆様が、ご自分で壮年性脱毛症かどうかを判断する「チェックシート」や「お客様用リアップ解説書」など、より有効に、より安全に「リアップ」をご使用いただけるシステムを構築しています。また、これまで研究してきた脱毛のメカニズム、発毛・育毛成分「ミノキシジル」のメカニズムと有効性・安全性などを分かりやすくまとめ、新聞や雑誌、テレビなどを通じて、「リアップ」の適正使用を啓発する情報提供活動も実施してきました。
一方、大衆薬としては異例の6年間に及ぶ市販後調査(年1,000例、薬局・薬店で実施)や、大衆薬では初めての使用者に皮膚科で診察していただく市販後調査(年100例)など、製品発売後の情報収集活動にも積極的に取り組んでいます。

◇今後も、有用な医薬品市場の育成に努めます
お陰様で「リアップ」は、日本における生活改善薬(ライフスタイル・ドラック)の代表製品に成長しつつあります。
当社では、日本における新たな市場育成、有用な医薬品の定着、ひいては自分の健康は自分で管理する「セルフ・メディケーション」意識の定着に向けてという観点からも、健康全般に関する様々な情報提供活動に今後とも努力して参ります。

◇今後の「リアップ」の展開
今後の「リアップ」の展開としては、女性への適応拡大を図るための臨床試験を今秋に予定しています。また、利用者の皆様からご要望がある高濃度製品、新しい剤型の製品などについても挑戦していきたいと考えています。

◇毛髪用剤シェア(富士経済データ)

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◇これまでの「リアップ」に関するトピックス
1999年 2月26日 「リアップ」製造承認を取得
5月 8日 「リアップ」得意先説明会
5月11日 「リアップ」発売に関する記者発表会
6月 3日 「リアップ」全国発売開始
6月 9日 テレビCF開始
6月 9日 「リアップホームページ」開設
6月11日 テレビCF中止
6月22日 「品薄状況への対策と今後の出荷計画について」を発表
7月~ 生産体制の強化(月産100万本体制)
8月31日 「平成12年3月期業績予想および期末配当予想の修正」を発表
8月31日 「リアップの増産計画等について」を発表(年間目標を60億円から300億円に修正)
9月~ さらなる生産体制の強化(月産120万本体制)
11月 9日 厚生省医薬安全局より、「医薬品安全性情報」No.157が発表 <当社コメント>
12月 3日 厚生省医薬安全局より、『ミノキシジルの安全使用の徹底について』が発表
12月 6日 「大正製薬コメント」を発表
12月 7日 新聞広告を開始
2000年 1月10日 テレビCFを再開
1月22日 「リアップ」得意先セミナー開催
5月18日 大正製薬決算発表(「リアップ」の平成11年度売上:297億円)