米国・ミレニアム社と2000年1月6日に喘息治療薬の共同開発契約を締結

2000年1月7日



大正製薬(社長:上原 明)と、米国バイオベンチャー企業・ミレニアム社(本社 米国マサチューセッツ州ケンブリッジ 社長 マーク・レビン)は、2000年1月6日に、喘息治療薬LDP-977の共同開発に関する提携契約に合意しました。

この喘息治療薬LDP-977は、気管支拡張作用と抗炎症作用を有する低分子5-リポキシゲナーゼ阻害剤で、1日1回もしくは2回の経口投与で有効性を発揮することが期待されています。

喘息患者数は環境要因の悪化により年々増加の一途をたどっており、とくに慢性喘息症患者のクオリティーオブライフは深刻な問題となっております。本剤は新しい喘息治療法として患者に福音をもたらすものと考えられます。

ミレニアム社は、ゲノム創薬のパイオニアの一つであり、千人以上の従業員を有しており、バイオインフォマティクス,発現プロファイル,トランスジェニック動物,疾患プロセス解析等の総合的疾患遺伝子機能の解析等を得意としており、数品目の臨床開発段階の開発品を有してます。

大正製薬は、現在医療用医薬品分野における研究開発力を着実に強化しており、その一環としてバイオベンチャー企業との提携を積極展開している最中です。
このLDP-977の共同開発・販売契約は、免疫・アレルギー領域を戦略領域の一つに掲げている大正製薬と、有力な事業パートナーを求めていたミレニアム社との企業方針が合致したものといえます。

今回の契約により、欧州、アジア地域の開発・販売権及びアメリカでの第1選択権を大正製薬が保有し、今後、両社で具体的にワールドワイドでの開発方針を定めていく予定です。

◇ミレニアム社(Millennium Inc.)概要
設 立 1993年
代表者 Mark J. Levin(Chairman of the Board,CEO)
本 社 米国マサチューセッツ州ケンブリッジ
従業員 約1,000名
契約締結 2000年1月6日
業 績 1998年(単位:US$000)
売 上 133,682
利 益 10,338
研究開発費 114,190