壮年性脱毛症における発毛剤「リアップ」の増産計画等について

1999年8月31日



「リアップ」は、6月3日の発売以来、大きな反響を頂戴し、現在に至っても品薄状況が継続しております。大正製薬では今後の生産計画の見直しと販売目標の修正を行いましたのでご報告申しあげます。


〔これまでの経緯〕
当社では「リアップ」の発売において、従来の毛髪用剤の中・高級品市場(メーカー出荷額約300億円)で20%のシェアを取り、初年度でトップ商品に育てるために、60億円という販売目標を発表しました。

しかし、発売前から生活者の方々の関心は非常に高く、薬局様では生活者の方々から「リアップ」の予約を受け付ける、という医薬品市場では前例のない事態が起こりました。
発売に向けて、予想以上の予約注文に対応するため、昼夜に渡ってフル生産を続けました。また全国どちらの薬局に対しても平等に製品をお届けするため、初回出荷数を「1店舗あたり24本」に限定させていただきました。
発売後も従来の毛髪用剤ユーザーだけでなく、毛髪用剤を未使用の方々からの購入希望も殺到し、品薄状況が継続いたしました。

当社では、購入いただいたユーザーの方々への製品の安定供給を目的に生産能力のアップに取組み、7月から従来の月産65万本の能力を約1.5倍の100万本に拡大させました。


〔今後の対応〕
7月から8月に行った市場調査から、現時点の「リアップ」ユーザー数は約90万人と想定しております。7月末~8月上旬にかけて100万本を出荷した後も、薬局様や当社への購入希望のお問い合わせが減ることはなく、生活者の皆様と薬局様にはご迷惑をおかけしております。
そこで容器メーカーさんの協力のもと、9月からは生産能力をさらにアップさせ、月産120万本体制にすることにいたしました。

9月以降の具体的な出荷数は、8月~9月の薬局店頭の状況を確認してから確定することになりますが、生産体制は先んじて上記のように整えることにいたします。


〔販売目標の修正〕
初年度の販売目標である60億円は、発売して2ヶ月目の7月に達成済み、8月末には100億円に達する予定です。そのため当社は「リアップ」の販売目標を期初予想の約5倍にあたる、300億円に修正いたします。


「リアップ」これまでの経緯
1999年 2月26日 製造承認取得
5月11日 「リアップ」記者発表会(経団連会館)開催
初年度目標(6月から3月の10ヶ月)を60億円 (約160万個)と発表
6月3日 新発売65万個出荷
6月中旬 20万個出荷
7月上旬 65万個出荷
7月より 月産100万個へ能力アップ
7月下旬
~8月上旬
100万個出荷
累計250万個出荷
8月31日 初年度目標を300億円に修正
8月下旬
~9月上旬
90万個出荷
9月より 月産120万個へ能力アップ