H2受容体拮抗剤ラニチジンを大衆薬に転用
[大正エスブロックZ]新発売

1997年9月12日



大正エスブロックZ 平成9年9月12日、胃の痛み・胸やけなどの症状にすぐれた効き目のある、塩酸ラニチジン配合の胃腸薬[大正エスブロックZ]を発売しました。

[大正エスブロックZ]は、主成分の塩酸ラニチジンが、胃酸の出すぎをブロックし、ケイ酸アルミン酸マグネシウムなど3種の制酸剤が、出すぎた胃酸を中和する、まったく新しいタイプの胃腸薬です。

塩酸ラニチジンは、英国グラクソ・ウエルカム社によって開発されたH2受容体拮抗剤(H2ブロッカー)で、胃粘膜細胞のヒスタミンH2受容体を遮断し、胃酸の分泌を抑制する作用があります。1981年の英国での発売以来、胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃炎などの治療に高い評価を得て、医療用医薬品として1986年から1995年まで、世界最大の売上を達成し、日本では1984年より[ザンタック]の商品名で医療用医薬品として販売されています。

塩酸ラニチジンの大衆薬への転用(スイッチOTC)としては、1990年にデンマークで発売されたのを初めとし、現在では12か国で発売され好評を得ております。日本においては平成9年7月に製造承認を受け、日本グラクソとの提携により[大正エスブロックZ]として発売しました。

当社では、1978年に[大正漢方胃腸薬]、1985年には[新大正胃腸薬]を発売し、胃腸薬市場においてトップクラスのシェアを保ってまいりましたが、近年増加している、胃の痛み・胸やけなどの症状にすぐれた効き目のある[大正エスブロックZ]を発売することにより、胃腸薬シリーズのラインナップのさらなる充実をはかります。

●製品の特長
1. 医療用ですぐれた有効性と安全性が確認されている、胃酸の分泌指令をブロックする塩酸ラニチジン配合
2. 3種の制酸剤が出すぎた胃酸を中和
3. 臨床試験で確認された、高い有効率(96.5%)

●製品の概要
商品名 大正エスブロックZ
包装・希望小売価格 12錠 980円、24錠 1,780円(税抜)
成分・分量 1回分2錠中
 塩酸ラニチジン 63mg
 ケイ酸アルミン酸マグネシウム 250mg
 酸化マグネシウム 100mg
 水酸化アルミナマグネシウム 200mg
効能・効果 胃痛、胸やけ、もたれ、むかつき
(本剤は、胃のヒスタミンH2受容体に拮抗する薬を含んでいます。)
用法・用量 成人(15歳以上、80歳未満)の方は、次のとおり水、またはお湯で服用して下さい。
胃痛、胸やけ、もたれ、むかつきの症状があらわれた時、1回2錠を服用して下さい。
服用5時間以上たっても症状が治まらない場合は、もう2錠服用して下さい。
ただし1日2回(4錠)を超えて服用してはいけません。
症状が治まった場合は、服用をやめてください。
3日間服用しても症状の改善がみられない場合は、服用をやめて、医師または薬剤師に相談してください。
2週間を超えて続けて服用しないでください。
15歳未満および80歳以上の方は、服用しないでください。
発売日 平成9年9月12日
製造発売元 大正製薬株式会社
提 携 グラクソ・ウエルカム社