コンビナトリアル・ケミストリー分野でイーライ・リリー社と協力

1997年2月12日



当社は、米国イーライ・リリー・アンド・カンパニー社(本社インディアナ州)と、コンビナトリアル・ケミストリーの分野で技術導入契約を締結し、平成9年2月12日、その発表を行いました。

その概要は、以下のとおりです。
1. 大正製薬は、イーライ・リリー社固有のコンビナトリアル・ケミストリー技術を使用して、生物学的ターゲットを目指した評価試験にかけるための多様性に富んだ大規模な化合物ライブラリーを構築することができる。
また、現在および将来のリード化合物最適化のための誘導体合成を効率的に行うことができる。
2. 同技術導入に対して契約金および技術導入の各段階においてその対価を支払う。

コンビナトリアル・ケミストリー(Combinatorial Chemistry)は、大量多様な新規化合物を合成する速度を大幅に高める新しい技術で、今後の新薬探索には欠かせない技術の1つです。

イーライ・リリー社はインディアナ州、インディアナポリスに本社を置き、研究力に根ざしたグローバルな製薬会社であり、革新的な薬剤によるヘルス・ケアの提供に専念している企業です。イーライ・リリーは、1994年のスフィンクス・ファーマシューティカルズの買収後、コンビナトリアル・ケミストリーにおける能力を急速に高め、それ以来、薬剤のリード化合物を合成する時間を短縮することにより、イーライ・リリーの創薬研究は迅速なものとなっています。

当社医薬事業担当の大平副社長は、“広範にわたる群細な調査の結果、イーライ・リリーが買収したスフィンクスの開発した技術が最も進んだものであり、当社に大いなる可能性をもたらすものと期待している。当社の研究を進歩させるために同技術を短期間で当社の創薬研究に組み入れることができる。”と述べています。